カモミールの嬉しい効果・効能とは?ハーブティーとしての美味しい飲み方も紹介

カモミールの嬉しい効果・効能とは?ハーブティーとしての美味しい飲み方も紹介

LIFESTYLE

Apr 26, 2021

カモミールは世界中で親しまれているハーブの一つで、心身をリラックスさせる、抗菌・抗炎症作用、痛みを和らげるなどさまざまな効果があります。この記事では、ハーブティーや薬草として使われている2種類のカモミールについて、効果・効能やハーブティーでの楽しみ方、注意点などを詳しく紹介します。カモミールを取り入れて生活に彩りを与えましょう。

目次

  1. カモミールについて
    1. カモミールとは
    2. 名前の由来
  2. カモミールは大きく分けると2種類
    1. ジャーマンカモミール
    2. ローマンカモミール
  3. カモミールの効果・効能
    1. 痛みを和らげる効果
    2. 消化機能の改善
    3. 美肌効果
    4. リラックス&安眠効果
  4. カモミールをハーブティーで楽しむ方法
    1. ハーブティーは2種類ある
    2. カモミールティーの美味しい淹れ方
    3. 飲みにくい場合は、はちみつやミルクをブレンド
    4. 濃厚なカモミールを味わいたいならハーブチンキ
    5. 冷え性の人にはショウガを入れるのがおすすめ
  5. カモミールティーを飲む際の注意点
    1. カモミール100%を選ぶ
    2. 妊娠中の人は摂取を控える
    3. キク科アレルギーの人も注意が必要
  6. カモミールの効果を感じて、毎日をイキイキと過ごそう

カモミールについて

リラックスしたい時やぐっすり眠りたいときに、ハーブティーや薬草として古くから親しまれてきたカモミール。まずは、カモミールの特徴と名前の由来を紹介します。    

カモミールとは

カモミールは、ヨーロッパ原産のキク科の植物で、代表的なハーブの一つとして世界中で親しまれています。青りんごのような甘い香りと、黄色い花托に真っ白な花びらが特徴です。

可愛らしい見た目とは裏腹に「踏みつけられるほど強く育つ」と言われるほど繁殖力が強いため、世界中で栽培されています。そのため、中世のイギリスでは、謙虚さと忍耐の象徴とされてきました。

名前の由来

カモミールは、ギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味の「カマイメーロン」が名前の由来と言われています。和名は「カミツレ」ですが、オランダ語の「カーミレ」がなまったのが由来のようです。

カモミールの花言葉は「逆境に負けない」「苦難の中に力がある」など、可憐で可愛らしい見た目とは異なり、強い生命力があることが由来となっています。

カモミールは大きく分けると2種類

花の形や香りが似ている種類を、まとめてカモミールと呼んでいるため種類が豊富ですが、一般的にハーブティーや薬草として使われているのは2種類です。成分や効果が異なる2種類のカモミールについて紹介していきます。

ジャーマンカモミール

一年草で、黄色い花の中心部分が膨らんでいるのが特徴のジャーマンカモミール。蜜リンゴのような甘くやさしい香りと味で、多くのカモミールティーに使われています。

ローマンカモミール

多年草で、小ぶりな花と黄色い中心部分が平らになっているのが特徴のローマンカモミール。花や茎、葉などのすべてに香りがあるため、アロマオイルとして使われることの多い種類です。フルーティーな香りですが、カモミールティーにすると苦味が強くなってしまうため、ミルクティーとして楽しむと良いでしょう。

カモミールの効果・効能

リラックス効果があることで知られるカモミールですが、それ以外にもさまざまな効果があります。カモミールの持つ、心と体への効果をチェックしていきましょう。

痛みを和らげる効果

カモミールには、平滑筋という体の中にある筋肉組織を落ち着かせる作用があるため、腹痛や胃痙攣、生理痛などの痛みを和らげる効果が期待できます。

女性特有の症状を緩和してくれるため、ホルモンバランスの乱れによる症状にもカモミールの香りが効果を発揮してくれるでしょう。

消化機能の改善

カモミールには、胃の粘膜を修復してくれるアズレン誘導体という成分が含まれているため、消化器官の不調を改善する効果が期待できます。特にストレスによる胃潰瘍や過敏性腸症候群などに効果的と言われています。

美肌効果

カモミールの精油には、アトピーや湿疹、ニキビなどの肌トラブルを緩和してくれるα–ビザボロールが含まれています。防腐効果や保湿効果があるため、化粧品や入浴剤などにも使われることの多い成分です。

また、髪にも効果があり、抜け毛を防いでハリやツヤを与えてくれるため、シャンプーにも使われています。

リラックス&安眠効果

カモミールには、神経系に働きかけるアピゲニンという鎮静・弛緩効果のある成分も含まれています。リラックスしたい時やストレスを感じた時にカモミールティーを飲むと、気持ちを落ちつかせてくれるでしょう。

その他、鎮静効果もあるため、寝る1~2時間前にカモミールティーを飲むと気分が落ちついて、安眠効果が期待できます。

カモミールをハーブティーで楽しむ方法

カモミールの楽しみ方で最もポピュラーなのは、お茶として飲む方法です。しかし、ハーブティーは独特の香りや苦みがあるため苦手な人も。ここではカモミールティーの美味しい淹れ方や、苦手な人でも楽しめるおすすめの飲み方を紹介します。

ハーブティーは2種類ある

ハーブティーの種類は、ドライハーブティーとフレッシュハーブティーの2つ。パリパリに乾燥させたドライハーブは、成分が凝縮されるため効能が高く、長期保存ができます。一方、生のフレッシュハーブは摘みたての香りや爽やかな風味が楽しめます。2種類を飲み比べて違いを楽しんでみるのも良いでしょう。

カモミールティーの美味しい淹れ方

ドライハーブは、ティースプーン山盛り1杯に熱湯160mlを目安に入れ、蓋をして3分蒸らします。透明なティーポットを使うと、花が広がる様子も楽しめます。

フレッシュハーブの場合は、生花10輪に熱湯320mlが目安。その後、5分蒸らしてください。虫などが気になる時は、花を水洗いし水分を拭き取ってから使いましょう。

ティーバッグの場合は、商品のケースに書かれている時間やお湯の量を守ってください。ティーポットに長時間入れ過ぎると苦みが出やすくなるため注意が必要です。

飲みにくい場合は、はちみつやミルクをブレンド

ハーブティーは、独特の苦みが苦手という人も。そんなときは、はちみつをプラスしてあげると、カモミールの持つリンゴのような甘さがより際立ち、飲みやすくなります。

また、ミルクを加えるとマイルドになり、さらにリラックスできる美味しさに変わるので試してみてください。

濃厚なカモミールを味わいたいならハーブチンキ

ハーブチンキは、アルコールに生薬やハーブを漬けた液体のこと。ヨーロッパなどでは手軽に購入でき、家庭でも良く使われるアイテムです。アルコールに漬けることで、よりハーブのエキスが摂りやすくなります。ウォッカやホワイトリカーに、乾燥したカモミールを加えれば完成です。

冷え性の人にはショウガを入れるのがおすすめ

カモミールは血行を促す作用を持ちます。そのため、カモミールティーを飲むことで血液の流れが良くなり、体が温まるでしょう。さらなる効果を感じたい時は、新陳代謝を促進し、体を芯から温めてくれるショウガをすりおろして、カモミールティーにプラスしてみてはいかがでしょうか。ショウガ入りカモミールティーを飲むことで、冷え性や冷えからくる頭痛、下痢、月経異常などの改善に期待できるでしょう。

カモミールティーを飲む際の注意点

さまざまな効果のあるカモミールですが、ハーブティーとして楽しむ場合には注意しなければならない点があります。ここからは、カモミールティーを飲む際の注意点についてチェックしていきましょう。

カモミール100%を選ぶ

市販のカモミールティーには、100%カモミールの乾燥花が使われているタイプと、紅茶とブレンドされたタイプがあります。100%カモミールだけであれば問題はありませんが、紅茶葉にはカフェインが含まれているため、小さい子どもが飲む場合は気をつけましょう。

妊娠中の人は摂取を控える

カモミールティーはノンカフェインのため、妊婦さんも安心して飲める印象がありますが、子宮を収縮する作用を持っているため注意しましょう。流産や陣痛を引き起こす医学的な証拠はありませんが、現在のところ安全性が保障されるだけの研究も行われていません。

また体質や病歴、摂取量などによっては抗炎症作用がリスクとなる可能性もあるため、摂取する場合は医師に相談をすると安心です。

キク科アレルギーの人も注意が必要

カモミールはキク科の植物のため、キク科アレルギーの人は摂取しないように注意しましょう。花粉症の症状が悪化したり、発疹や喘息の症状が出たりする可能性があります。また、重度の呼吸困難など、アナフィラキシーショックを起こした例もあるため注意が必要です。

カモミールの効果を感じて、毎日をイキイキと過ごそう

カモミールには心と体をリラックスさせる以外にも、消化機能の改善や美肌効果、安眠効果など多くの効果があります。特に、冷えの改善や生理痛の緩和は女性には嬉しい効果です。

ハーブティーにすると手軽に摂ることができ、はちみつやミルクを入れれば、苦手な人も飲みやすくなります。カモミールティーの爽やかな香りに癒されながら、毎日をイキイキと過ごしましょう。